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| 会長 中村雄次(中村家第14代) | 社長 中村保雄(中村家第15代・酒造業6代目) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 当主挨拶 明治4年の中村家10代当主の中村五郎七により酒造業が開業されました。これが当社の前身中村酒造店の創業です。 現会長は中村家当主14代目。現社長は酒造業としては、6代目になり、まもなく創業140年になります。 昭和20年4月の浜松大空襲で、酒造業は灰燼と帰し、明治40年代に建築した本蔵一棟だけが残りました。以来、一冬の休みもなく酒造りに専心してまいりましたが、この蔵も敷地の西側に開通した防災道路等近年の都市化問題や、季節労働に依存しない酒造り問題等をクリアするため、酒造蔵全体を天神蔵として名付け、リニューアルいたしました。天神蔵と名付けた由来は、蔵の所在する天神町から取ったものです。この町名は、天神町には菅原道真を祀る天神社があることから名付けられました。 昭和10年頃までは、浜松の周辺に10数軒あった造り酒屋も、今や当社が浜松唯一の地酒造りをしている蔵元になりました。 いわゆる「地酒」というのは、造っているその土地で味わってこそ美味しさを堪能できるものです。当社も、浜松唯の地酒の蔵元として、より一層、酒質にこだわり、地酒の蔵元として受け継がれた伝統を次代へと続ける為、更なる努力を重ねて参ります。 |
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| 関連ご紹介記事 | しずおか酒と人 毎日新聞掲載 文責:鈴木真弓さん | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 酒造は単に酒の製造工場というだけでなく、さまざまな魅力が秘められた場所です。何といっても水の美味しさと木造建造物の素晴らしさ。蔵の中にある巨大な桶とこれを吊り上げ下げする阿弥陀車、もろみを搾る酒槽(さかぶね)とその上に横たわる堂々とした梁木(しめぎ)、これら酒造道具は木とともに暮らした日本人の叡知の結晶。 こういうものを残していくためには蔵の努力のみならず、地域の人々が酒蔵の文化的価値を認め、共に支える気持ちにならねばと思います。それにはまず人々に酒蔵の魅力を知らしめることが大切です。 浜松市天神町にある浜松酒造。創業は明治4年、「昭華銀露」という酒銘で地元で手頃に飲める地酒を造り続け、昭和30年代後半〜40年のピーク時には3000石の醸造高を誇っていました。 昭和40年一級酒が減税され、地方の二級酒市場は打撃を受けます。生き残りをかけ、42年、一級ブランド「出世城」を発売し、攻勢をかけます。その一方、浜松市内に11あった酒蔵は40年代以降次々に廃業し、伝統ある蔵も酒造道具も壊され、跡地はマンションやショッピングセンターに生まれ変わりました。確かにマンション経営の方が楽、しかし浜松の名産品がうなぎパイだけじゃあまりにも淋しいじゃないか。 当主中村雄次さんのやらまいか精神がここ一番、蔵を踏ん張らせました。そして日本酒で培ったノウハウを生かせると見て、早くから地ビール研究を手掛け、ピルスナー発祥の国チェコの技術を習得。平成10年2月、地酒と地ビールの酒蔵「天神蔵」を誕生させたのです。 当初、買いたい予定だった創業時の明治蔵は、天井の梁組みを生かしたギャラリー&レストランに復活。敷地内には見学もできる麦酒工房、昭和蔵(日本酒醸造所)、平成蔵(吟醸仕込み蔵)が整備されました。「なんと投資効率の悪いことを・・・」と周囲から馬鹿にされたが、空洞化する浜松の街中に人が集まるきっかけになると思った。酒は人と人をつなぐものだから。 日本酒の蔵元が地ビールを始めたり酒を直売するのは邪道だという人もいます。しかし私は浜松唯一の酒蔵という自覚を持ち、明治蔵の保存という厳しい選択をし、市民に開放し、酒文化を醸そうと努力する中村さんの心意気に感動しました。こういう蔵こそが酒蔵の魅力の語りべとなり、地酒との出会いの間口を広げてくれるのではと期待しています。 |
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| 天神蔵今昔 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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