天神蔵酒講座 蕎麦、日本酒の飲用温度 H13.10.27
世界中のお酒(特にワインやビール等の醸造酒)の中で、日本酒ほど飲用温度帯が広いお酒は見あたりません。その飲用温度はじつに広い範囲に渡り、温度の異なるだけで同じ日本酒とは思えない程、その表情を変化させます。この飲用温度帯の広さが日本酒の大きな特徴と言えるでしょう。
日本酒は時や場所にあわせていろいろな温度で楽しめます。この飲用温度には固有の表現があり、繊細な気配りが感じられます。
蔵見学

11名の参加者みなさんに、仕込んだ酒タンクの前で説明をさせていただきました。酒の仕込みタンクのある昭和蔵は10度に温度調整されており、寒いほど、仕込みが終わり熟成にはいった酒タンクをご覧いただきました。
蕎麦

3日間より出来たばかりの長野県塩尻より直送した蕎麦、蕎麦粉を使ったお料理を楽しみながら天神蔵の酒をお楽しみいただきました。
今回の酒は”ひやおろし”、酒蔵が新酒を仕込むと飾る杉玉が飾られます。その杉玉が茶色になる頃、つまり秋に飲めるのが”ひやおろし”、この時期の限定のお酒です。
これは蔵の中で熟成させさせ味と香りが高く、端麗かつのどごしのすっきりした酒になります。アルコール度数16.5度、日本酒度+4.0 酸度1.7

今回の酒を楽しむおしながき

・蕎麦クレープ、出汁巻き卵、板わさ
・蕎麦豆腐
・蕎麦しんじょのあんかけ
・蕎麦
澗の表現と温度
日向澗(ひなたかん) 30度付近、人肌澗(ひとはだかん) 35度付近 ぬる澗 40度付近
上澗(じょうかん) 45度付近 熱澗(あつかん) 50度付近 とびきり澗 55度付近
冷やの表現と温度
雪冷え(ゆきひえ) 5度付近 花冷え(はなひえ) 10度付近 涼冷え(すずひえ) 15度付近
今回も参加の皆様と天神蔵の酒をお楽しみいただきました。ご夫婦でお酒をお楽しみの方、お友達どうし、同僚同士、はじめて同士の隣りあわせでも、秋の酒は楽しい会話を盛り上げてくれます。
次回もご参加をお待ちしております。