第4回天神蔵日本酒造り体験の皆様が造った酒が熟成され、いよいよ引渡し日となりました。
12月1日(日)午前11月30分、第4回体験者に集まっていただきました。
6日間の酒造り体験講座は10月4日(金)〜9日(水)、まだまだ暑い中、汗をかいての酒造りをした仲間が再会しました。
仕込み蔵である昭和蔵の中で静かに熟成された酒は一人18本(720ml)づつ配られます。
まずは明治蔵に集まっていただき、常務の中村が仕込んだ酒の経過を説明しました。

今回できあがった酒は「純米酒」、参加の皆さん自信が造った酒との初対面、グラスに注がれた酒を試飲する顔を真剣です。
旨いですか?・・・旨い・・・ 旨い!・・旨いですねぇ・・違いますね・・
ささやくように自らの酒の試飲の感想をいただきました。
酒の愉しみ、それは酒を知るものが得られる喜びでもあります。
杜氏、蔵人を交えて更なる酒談義、酒は仕込みから呑む愉しみまで、話し尽くすことはありません。
皆さんの手に渡った自慢の酒はさて、これからどこで、どなたと愉しまれるのでしょう。
酒は人なり、人が作る文化なり、天神蔵では来年もまた多くの愉しみをお待ちの皆様に「酒造り体験会」を予定しております。これからの寒中、杜氏を中心に本格的な酒造りが始まります。
酒は生き物、今年の酒はどんな喜びをもたらせてくれますか、ぜひ随時、明治蔵でお愉しみ下さい。