杜氏の酒日記(2003年)

浅沼清輝杜氏が酒造りに懸ける情熱を見習杜氏増井美和が日記にしました。      by Miwa/M

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 日本酒造りの工程3/4 日本酒を楽しむ会3/2


3月 9日(日) 晴れ   9℃
3月10日(月) 曇り    8℃

◆ろ過

     

     滓引き
     上槽したばかりの清酒には滓が混じっています。
     その滓を取り除く為、タンクを寒冷な場所に5〜10日
     間、放置しておきます。すると滓が下へ沈殿するので
     タンクの下口から静かに抜き取ります。
     これを滓引きと言います。"滓″は酵母や澱粉などを
     含んでいる為、清酒から取り除かないままにしておくと
     再発酵したりして味・香り・色などに悪影響を及ぼして
     しまうのです。

     

 

 

       ろ過
     滓引き後の清酒にも、まだ微細な粒子が含まれています。
     その為、ろ過作業を行ないます。
   
   

     我社では活性炭を用いてろ過します。
     活性炭は品質上、好ましくない色、香味を除去すると
     ともに、出荷後の品質を変わりにくくし、また火落ち防止
     (後日、詳しく書きます)にも効果があります。
     しかし、活性炭の量を最小限にしても"しぼりたてのお酒″
     とは若干味が変わってしまいます。"お客様に安心して
     買って頂く″という良い面を持つろ過作業にも微妙な
     問題点があるのです。

       
       

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