見習杜氏の酒日記(2002年)

浅沼清輝杜氏が酒造りに懸ける情熱を見習杜氏増井美和が日記にしました。         by Miwa/M                 
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12月6日(金 ) 晴れ 室温14℃
12月7日(土 ) 雨 室温14℃

◆抜けがけ

         

     抜けかけの様子。
     いい米をいい状態で蒸し上げた時にやります、蒸気のあがっている
     甑び米を張っていくので危ない、危ない!
     昔はこの方法で全ての米を蒸し上げていたそうです、
     それこそ、1000kgも2000kgも10000kgもやっていた蔵も!!!
     10tですよ?・・・現代人でよかった。

     

     

 

 

 

     蒸米は34〜36℃ななったら、麹室(ムロ)へ運び入れます、
     これを引き込みといいます。
     蒸しあがったばかりの米は熱いです(正確に計ったことはないですが・・・)
     米量がある程度多ければ保冷機で冷やしながら送るのですが
     少ないとそうはいきません、結局人間が風通しの良い所でかます
     (かきまぜる)ことになるのです。
     

   
   

     この写真で分かるでしょうか?
     左右は、米な精白歩合が異なる物です。
     右の米の方が精白歩合が高い(=米がより多く削られている)ものです
     写真にはきれいに出てくれなかったのですが、色も左の方は黄色っぽく
     右はとてもきれいな白色です。
     肉眼で見るととてもよく分かります。
     ”いい米を使うからいい酒ができるっ!”とは一が外には言えないのですが
     やっぱりいいものを使いたいと思うのは人間の心理です!!!

       
       

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